認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

毎日毎日寝具や衣類を汚す高齢の人

毎日毎日寝具を汚す人は限られていますが


これは本人が悪いわけではありません。



またか・・・そう思いながら


オシッコで重くなったタオルケットを片付けたり


あ~~~枕カバーまで汚れてるわ~と


交換する日々です。




これがいつもで続くのやら。





そういった人は 一人でトイレに行くことも出来ず


もちろん食事も介助されています。



あらゆる事が出来なくなって


車いすに座っている事も減って


寝ていることが増えていくのです。





小夏はそんな人の所に行くと


天気の話や ほんの些細な事を話しています。




誰だって好きで認知症や寝たきりに


なったんじゃないものね。



返事がなくても 語りかけるのは


大事なんだよ。


気持ちの問題ね。





きっとこんなはずじゃなかったのにって


思っているかもしれないよ。




返事が返ってくる事はあまりないけど


それでも声はかけたいよ。




ジージやバーバは ベッドで寝たきりでも


物じゃなく 人なんだから。




長い期間 入所されている人は


やはり情がわきます。



元気な頃も知っているだけに


徐々に弱っていく様子を見るのは


切なくもなりますが・・・。




自由に家に帰れたらいいのにと思います。



最期が老人ホームだと


誰かに看取られるというのが


ないんだよね・・・。



ピッピ・・・・ピッピ・・・って


機械を付けられて 一人なんだよ。



優しい誰かに手を握っていて欲しいよね。


あ・・・タイトルから逸れてしまいました。