認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

もうシーツ交換なんてしなければいい

もうシーツ交換なんてしなければいい


そう言ったのは 先輩パートさんです。




それは小夏が愚痴を言ったから。



シーツ交換をさせてもらいますねと


朝のうちにリネン類を持って


そのバーさんの部屋に置きに行きました。



そのバーさんは いつもいつも難くせを付けます。





何時になるか分からない


リハビリでいない時にやってとか。




リハビリは午後なので 別棟に行ってる小夏は


バーさんがリハビリに行ったか


何度も見に行かなくてはなりません。




そんな暇ではないのです。



ですから そう言って また声を掛けますねと


その場を離れました。




そうしないと延々と不満を並べるからです。




シーツ交換も大変です。



食事の時でないと部屋から出ない人も居れば


入浴の時を狙ってやる人も居るし


スムーズにいかない事が多々あるのです。




自分で歩けて 寝ている用のない人なら


悪いけども ちょっと部屋から出て


シーツ交換が終わるまで 部屋を開けて欲しいのです。




それをそのバーさんは 部屋に居座って


私の毛布はどこにやった!とか


敷布団はどうしてくれたんだ!とか


湯たんぽを入れろとか そんな事ばかり。





何で小夏に言うんだよ。




毛布は施設では取り扱いがありません。


敷布団も同様です。




何度も言ってるのに分からないのです。




きっと前に居た病院か施設で


使っていたのかもしれませんね。




ここではそれはないと言ってるのに


それじゃどこにしたの???!!!



持って来てよ!!!  



返してよ!!!



ここに来た時はあったのよ!!!




とにかく話になりません。


どこにもないんだから。




小夏はシーツ交換なので 


職員に確認してくださいとお願いしました。





それでもやはり認知症も入っているようで


同じ話を何度もします。




1回だって 理不尽な事を言われてムカついてるのに


シーツ交換をしている間中 部屋に居て


文句ばっかり言ってます。



タオルケットをもっと持って来いとか


毛布を持って来いとか


羽毛布団のもっと良いものを持って来いとか。




何様のつもりか知りませんが


お金を積んで 希望を叶えてくれる施設に


行った方がいいと思います。




布団をなくしたとか 毛布があったのにとか


盗人呼ばわりされて 


小夏も言い返してしまいました。




90代半ばになって こんなに憎まれ口を聞いて


周りからは嫌われてるバーさん。






小夏は優しい気持ちが持てませんでした。


反省すべき点はたくさんあります。




ありますが・・・


このばあさんは 今後無理なので


先輩パートさんが言うように


部屋に居る時は シーツ交換はしません。




食事中とか・・・


部屋が空いている時にしようかと思います。



でも無理にすることもないかな。


もうへそが曲がっちゃったから。


この他に悔しい事がいくつもあったのです。


細かく書けないのが残念です。