服を脱いで紙パンツ1枚になるジージ
小夏が廊下を歩いていると手招きしている
バーバがいたので 何かご用かお聞きした。
笑いながら脇にあるトイレの方を指さして
見てみなさいよ~と言ってる。
目を移すと そこには紙パンツ1枚になった
痩せこけたジージの姿があって
驚きましたよ~。
いくら館内が暖房してあっても
寒いでしょうに。
すぐに職員さんを呼んで
服を着せてもらいました。
小夏がやってもいいんだろうけど
これは完全に介護の仕事だしね。
余計な手出しは しない方がいいから。
職員のお姉ちゃんは
「何で脱いじゃたのかな~?」なんて
優しく対応していました。
ジージは何も言わないけど。
このジージ たまにこんな事します。
シャツの後ろの身ごろを引っ張って
頭にかぶってみたり
他人のシューズを部屋に入って履いたり。
ちょっと 分からなくなっているな。
でも・・・・とても穏やかなジージなんですよ。
何を言っても かみ合わないけど
たまに おはようございます!
何て言ってくれる~。
すごく嬉しくなる~。