認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

重度の人は何でも手がかかる

重度の人は何でも手がかかると言うのは


表現的に不適切だと思うけど


分かりやすいと思うので続けます。




食事以外はベッドで寝て過ごす方は


車イスで自分で動けない事も多く


食事もスムーズにいかない事が多い様です。





それでも自分でこぼしながらも


食べられるのは嬉しい事。



食事も自分で摂れなかったら


悲しいよね。



食事介助される人が多いです。




立てないのでトイレも行けない事が多い


当然 おむつ。



定期的に交換されます。



誰だって他人に下の世話なんて


されたくないはず。





でも 老人ホームでは


そういう人がたくさんいるのです。



食事も おむつも 寝るのも起きるのも


みんな介助なしでは出来ません。




食事の時しか起きない人・・・


数えてみようかななんて思いますが


昨日は・・・留まりました。



ガックリしそうだったからです。



手のかかる人は 全てにおいて


人の手が必要です。


とても自宅でお世話は無理なのではないか・・・。







ずっと寝ているという事は


シーツ交換もスムーズに進みません。



私的には 寝ている人が少なければ


樂なんですよ。



あ・・・職員だって同じです。


オムツ交換も 食事介助も


多くなると手が足りませんので。



お世話されている事が 


もうわからなければいいけども


しっかり分かっている人は


恐縮して お気の毒です。



気にしなくていいんだと言っても


こんな体になって悲しいと言います。



うんうん・・・そうだよね。



80~90代の人が多い施設。


食べて寝る・・・それだけ。


皆・・・丈夫だ。