認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

物がなくなると訴える入所者さん

あれがない・・・これがないと


毎日の様に訴えがあります。



それはメガネであったり 腰のベルトだったり


衣類だったり様々です。




徘徊している人が 何気なくその部屋から持って


違う部屋に置いてしまう事があるので


各部屋を回る小夏にも


見つけたら教えてねと通達されます。



すぐに見つかる場合もあれば


他人のロッカーの奥にしまいこまれて


とんでもない時に出てきた例もあります。





小夏が驚いたのは 職員が持っているカードキー。


それがバーバの枕カバーの中に


入っていたことです。




たまたまそこはシーツ交換するベッドで


枕を外そうとしたら カードキー出てきました。



きっと職員がそこのバーバを起こすときに


ポケットから滑り落ちたんでしょう。




バーバ達は すぐしまい込むので


枕カバーの中に入れたんですね。




職員はどこを探しても 見つかるわけない。




各部屋を回っていると


そこに置いてあるカーディガンやパジャマは


もう覚えてしまうので


それが違う人の部屋にあると


あれ?????となります。




そういった物を戻すのも


小夏の役目か・・・・。



まあいいや、できる事はやって行こう。