エンドレスなおばあさんの話
いつも寝ている事が多い入所者のおばあさん。
体が自分では動かせなくなっているので
食事とおやつ以外はベッドに居ます。
私がベッドを整えに部屋に入ると
何かしら声をかけるのですが
今日は おばあさんの住んでいる地区の話を
してみました。
それが・・・私が質問したことから始まって
あの地区と隣の地区の境に 塚があって・・・
と おばあさんが話し始めました。
そこはその昔・・・惨劇があった所で
その塚には近づいてはいけないと
言い伝えられていて・・・・
なんて話を おばあさんがしだして・・・
小夏は そうなの~~~!!
怖いね~~どのへんのこと?
と聞くも・・・おばあさんは
それには答えず話しを進めるのよ~。
怖い話に ドキドキしながら
何処(場所)の事か分からないけど
うん、わかった 近づかないよと言ってみた。
でもね・・・
おばあさんは うまい具合に又 話し始めるのよ。
続きかな?と思うと さっきと同じ話。
それでね・・・って さらに続くわけよ。
エンドレスで小夏は20分くらい
その場から離れられなかった・・・。
ちょっと聞き疲れた・・・。
怖い話だったからね。
20分じゃエンドレスではないかもですが
果てしない感じがしたのは何故???