認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

居なくなってくれて嬉しいです

居なくなってくれて嬉しいなんて


大きな声で言ったら叱られます。



でも・・・すっごく嬉しいです。



神経質で 周りの騒音に対して


ピリピリしていた おばあさん。


他の棟に移って行きました。





うるさい! と言いたい事は分かるけど


もう重度の認知症の人たちに


そんな事を言ったって 理解できないんだから


言っても仕方ないんだよ。




おかしな人が 何か大声で言うたびに


怒ってた。




部屋でも4人部屋なので 


咳をする人が居るだけで怒ってたらしい。





そして あれがない! これがない!


衣類がなくなったから どうなってる!




そんな事をいつも言ってた。



小夏はシーツ交換係なので


衣類の事を聞かれても 分からないのよね。




多分 お風呂から出た時に着るものを


一式 おばあさんの引き出しから


職員が持って行ったと思う。






それを知らないから ない!ない!


騒ぐんだよね。


持って行きますね~と言ったところで


だめだ!!  というに決まってるけど。




ベッド柵に 衣類をずら~~~っと掛けて


シーツ交換の度に 気持悪かった。



ある程度 元のように戻すけど


触るのも嫌だった。




何というか・・・


このおばあさん一人いるだけで


小夏のストレスがグ~~~ンと


アップする人だった。




でも・・・代わりに来た人が


それは それは手のかかる人だった。


笑えない・・・。