認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

認知症の衣類詰込み行為

様々な症状のある認知症を抱えた人たち。


大らかな人も居れば 神経質な人も居ます。



入所したての人は帰宅願望が強くて


職員がタンスに衣類をしまっても


自分で持っている袋に全て詰め込んで


持って帰る支度をすることがあります。




そして その重たい袋を持って


行ったり来たりします。



その姿は見ていて本当に切なくなります。



ずっと続くようであれば


衣類はその人の部屋に置かず


施設管理となります。




その都度 職員が出して着替えてもらうって事です。




知らない所に来て 大勢の見知らぬ人の中に


入れられたら 誰だって不安になって


帰りたくなりますよね。




慣れるまでは 職員もそばについて


優しく声をかけています。





それでも表情は硬いまま。


昨日入所されたバーバも そんな風でした。





認知症といっても その症状は


人それぞれです。





こんな言い方はいけないけど・・・


訳が分からなくなっている方が


その人にとっては良いのかもしれません。




ある程度 分かっていると


辛いのは本人だからね。



まあ・・・


どんな人に対しても 優しい気持ちを持って


接しなければと思っています。