認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

バーバ3人のおかしな遠慮

おやつの時間に ちょっとお手伝いをしていました。


長いテーブルに着いている3人のバーバ。




両脇のバーバは もう食べ終わっていましたが


中央に座っているバーバが


まだ手を付けていなかったので


お手伝いしようと思いました。




小夏は いつもお手伝いしていないので


最近の入所者さんの様子は分かりません。




自分で食べられるのか 食べられないのか。




ちょっとマヒがあるようなので


職員に断ってから お手伝い。




美味しそうなゼリーだから


いかがですかって聞いたのよ。




「申し訳ないから 頂くわけにはいかないよ~~~」



そんな風に 変な遠慮をするバーバ。





水分補給なんだから 1口でも食べてみてと


口に持って行くと 「美味しい~~~」だって。




もう一口どうぞ~というと 右隣のバーバが 


「私はもう たくさんよ~誰かにあげて~」




そして左隣のバーバは


「いいですよ~私はもう 要らないですから」だって。




いつも会話がかみ合わないのに


この時は 3人とも遠慮なんかしちゃって


どうしちゃったの~~。



中央のバーバにあげてたのに


勘違いした左右のバーバ。





こんな些細な事が 可愛いよ。



微笑ましいね・・・。




きっと職員さんは 大変なことも多いけど


接する時間が長いから


こういった微笑ましい場面も


たくさん見てるはず。




だからやっていけるんだろうなと思いました。