認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

障害者をバカにするな~~と叫ぶおじいさん

もう90歳を過ぎているおじいさん。


自分で車イスを動かしているので


体力はあります。



ちょっと耳が遠いので 


補聴器を使用していますが


「電池がなくて聞えないから


新しい電池を入れてくれ」と


度々訴えてきます。





昨日も職員に電池を替えろと大声を


出していました。



2.3日前に 電池交換してたけど。



おじいさんは 補聴器を外して


「聞えないから電池! 電池!」と


職員に言ってる。




電池は交換したばかりですよと言うけど


補聴器を外しているから聞こえていない。






その補聴器からは 声が漏れているようで


大丈夫だよ 音が出ているので


電池がなくなったのではありません。



そう言っても納得せず。




職員は電池の残量をチェックするもので


確認してから 大丈夫だよ


これで聞えるよと言っていましたが


納得しないおじいさんは


「しょ~~~~がいしゃを


バカにするんじゃない!!!」と


大騒ぎをしていました。




まあ・・・


2.3日おきに繰り返されています。







職員は 決して〇〇さんの事をバカになんて


していませんよ。


誤解しないでくださいねって優しく言ってた。




あんなに攻められても 優しい対応が出来て


さすがプロだなと思わされました。



小夏だったら・・・完全スルーだ。



言っても分からない人に何を言っても


お互い疲れるだけなんですよ。




もちろん最初に言われた時は


電池を替えてあげたり


調整もしていたけど・・・。



長い月日に 同じことを何度も何度も言われ


事実を言っているのに納得しない人を


相手にしていると


発狂しそうになってきます。




職員を見て 学ぶことはとても多いです。