認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

認知症バーバと言い合い怒り収まらず

気持ちを抑える事が出来ず イライラが


収まらなかったよ。




いつものようにシーツ交換のため


新しいリネン類をセットにして


各部屋に置いているところでした。



ちょっと癖のあるバーバが部屋に居たので


シーツ交換を後でするので


ここに新しいシーツを置かせてくださいねと


声を掛けました。




このバーバは 自分のタンスの上に


自分の物ではない物があると


気に入らないので 向こう側の人の


ベッドに乗せてしまいます。




それは困るのですよ。


おかしなこと言うし・・・。




だから これからやらせてね~と


声をかけたのに・・・。




ベッドの上に あれやこれや置いて


どく様子がありません。



サッサとどかしてくれや~と思っていました。




バーバは1人で何やらブツブツ言って


怖い感じを醸し出していました。





〇〇さ~ん ではシーツを交換させていただきますね。


そう言ったら じっと見ていて・・・



「私のベッドは汚くありませんよ!!」



「いや・・・1週間に1回みんな取り替えるんですよ」



「だってそんな事 誰が頼んだんですか!


頼んでもいないのに そんな事失礼ですよ!


ここに長くいるけど こんな失礼なことは初めてよ!


元に戻してちょうだい!」と怒りマックス。




なんで??? 




布団カバーだけ剥がしたので


それを戻せと言うから


新しいもに変えればよいのに


小夏はムカついたので 


剥がしたカバーを又掛けました。




このバーバは それ違うでしょ~という事を


さも正しいかのように押し通そうとします。



それは違うと言っても 聞き入れません。





だから・・・


もう小夏も怒りが収まらなかったので


そこから離れました。




わけわからん人の認知症バーバと


言い合いをしても仕方ない。





もう・・・多分ずっと このバーバの


シーツ交換はしないと思う。



したくない・・・


やるなと言われたんだから やらない。




気持が収まらないので もう話しかけないし


お昼でも おやつでも 


そろそろ食堂へ行ってください


なんて言わない事にします。




こんなだから 他のバーバに相手にされないんだ。


間違っているのに 食いついて


相手を納得させようとする。




とにかくしつこい。


どうしてなの? なんでなの?


どういうわけでこうなの?



これじゃあね・・・。




いくら認知症とはいえ


可愛い要素が1つも見当たらない人も


珍しいよ。




今になってみると 小夏ももう少し


違う対応が出来たんじゃないかと思うけど


あの場から離れた事は良かったと思う。



こちらが正しくても それを押し付けてはいけないし


言ったところで・・・すぐ忘れるからね。


認知症・・・周りの方が病んでしまうよ。