認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

自分の仕事が進まない

シーツ交換係ですが それだけでは済まないのが


老人ホームです。


倉庫でリネン類を出していても


「ちょっといいですか~」と寄ってくるバーバ。



何でしょうかと聞いてみると


「今日帰りたいんですけど・・・」が始まる。



私はお掃除係なので 職員に聞いてくださいね~


そう言いますが 1日に何度も同じことを言われる。





そうかと思うと 


「今日でおしまいにするのでお世話になりました」



別れの挨拶が始まったりする。



淋しいから遊びに来てねと返事しておく。





さて・・・自分の仕事始めなくちゃと思っても


「新聞どこですか?」


「薬まだ飲んでないんですけど」


「目薬はまだですか?」


「今日は何時にシーツ交換しますか?」


「うちの娘知りませんか?」


「家に電話したいんですけど番号が分からないの」




1つ1つ聞いていると え~~~もうこんな時間!




毎日毎日 同じ事の繰りかえしです。






でも・・・


老人ホームってさ 日常のサポートなわけだから


困っている人のために何かしてあげれば


それでいいんだよね。




特別変った事をやろうとしないで


ちょっとした時間を作って


話を聞いて差し上げることが


大事なんだろうな・・・


最近はそう思うようになってきました。




しかし・・・


反対に心配される事もあって


良い雰囲気になって来きた小夏の担当フロアです。



職員もみんな優しいし・・・


それなりに仲良くやってるから


小夏も仕事しやすいしね。



意地悪な人が辞めたから


表情もみんな柔らかいよ。