認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

60代で認知症ずっと施設で暮す

60代のジージと呼ぶには若い男性入所者さん。


上は100歳まで居る中で 60代はこの人だけかも。



普通な感じに見えるけど 他の施設に居て


そこで対応しきれず 


老人ホームに来たようです。





60代で自分のことは出来るし


もちろん歩けるので 特養などへは


入れないんだろうね。




小夏が居るのはリハビリ施設だけど


しばらくここに居るんでしょう。




それにしても60代で施設に来るのは


かわいそう。




でも ご家族が居ないのかも。



妹さんがいるけど


お兄さんを引き取るわけには


いかないでしょうしね。




何度言ってもすぐに忘れてしまうから


同じ事を何度でも繰り返します。



今日は何日? 


今日は何曜日?


ご飯まだ?


お風呂は何時?


これから何するの?


お風呂はどうなってるの?


ご飯食べたっけ?


俺の席はどこ?


何すればいいの?


俺の部屋どこ?


ここ俺の席だよね?




分からないから聞きます。


聞いても忘れます。




認知症とは こんな感じです。





紙に書いて これを見てねと言っても


書いたものがある事を忘れます。




60代男性・・・何時まで居るかな。


先は長い・・・とてつもなく長い。




後20年は生きると思うから


その気の遠くなる期間 施設から


出られないのは 本当に気の毒です。