認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

重いバッグを離さず持って歩くジージ

入所 間もない70代のジージ。


言われたことをすぐ忘れる。


自分の部屋が分からず 他人の部屋に入り


自分のベッドだと言い張る。





名前を見てねと確認して 違うと分かる。


それでもおかしい おかしいと あれこれ触る。



ここは自分のベッドだと又言い始める。




他人の物をあれこれ触らないで欲しい。



係の人が1日どれだけ消毒して回っているか


知ってますか~~と思う。




自由に歩けて 他人の部屋を


自分の部屋と思う人は


そこにある物も自分のだと思うわけです。


認知症あるあるです。





だからバッグにしまっても 職員が見ていなければ


行方が分からなくなるわけです。



こうして物がなくなるんだよね。



老人ホームでは 入所の時に


持ち物をチェックして リスト化されています。




退所の時に同じものをお返しできないのは


とても困りますね。





このジージは 自分の荷物を大きなバッグに入れて


移動ごとに肩にかけて持ち歩きます。




かなり重たいです。




これがベッドに置いてあると


動かすのに苦労するので


ベッドに置かないようお願いしましたが


すぐ忘れるので 置いてあることがあります。




よくこんなに重いものを持ち運べるなと驚くわ。



高齢でも男性は力持ちです。



これを持って転ばない事を祈ります。