認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

もういい!!!

いい加減にして欲しい・・・毎週毎週憂うつになる。


1週間に1度のシーツ交換をします。



大まかに言うと4人部屋の場合 


3部屋=12床+2床


合わせて14床くらいでしょうか。



しかし このシーツ交換は


端から順番にスムーズには進めません。




食事やお風呂以外は寝ている人も居ます。



元気でも用事がなければ 直ぐに寝る人も居て


空いてるベッドを見つけながら


優先的にやらなければならない人からやっていきます。





その中に厄介な婆さんが居ます。



とにかく理屈っぽくて 細々因縁をつけてくるのです。




何故 汚くないのに取り替えなければいけないのか


それは誰の指示でやっていて


料金は取られるのか・・・そんな事を


いつまでも いつまでもねちねちと続けるのです。




小夏がいくら いつも綺麗に使っていただいて


ありがとうございます。


綺麗でも 汗かいてるから


取り替えさせていただきたいと言っても


納得しない様子。




これ毎週ね。


認知症はすごいよ。




昨日は特に酷かったよ。



同じ部屋の人のマットを職員が交換していました。




その職員が おちゃらけて


その人の名前をわざと違った呼び名にしたようです。




普通であれば笑う事なのですが


そのバーバは激怒していました。




小夏がそこに入って行ったから


八つ当たりされたんですね。




こんな人をバカにするような事は絶対に許さない!!


もう・・・顔が鬼のようになっていました。




話を聞こうとする小夏に攻撃してくるので


これはまずいなと思っていたら


シーツ交換の事を言い出しました。







「今まで1回もやった事ないくせに
なぜ今になってやるんだ!


税金の無駄遣いばっかりして!


人をバカにするにもほどがある!」




シーツ交換は毎週していますよ。



そう言っても 「やってません!!!」


そう言い張るバーバ。



クドクド ねちねち ずっと言ってるから


「もういい!!!」


そう言ってしまいました。




この人と関わるのは もう限界です。




こんなだから老人ホームに居ても


誰も寄り付きません。



何時も分からない事を偉そうに他人に言うので


皆から嫌われています。




同じ部屋の人に対して 


この部屋は私の持ち物で 貸してるから


家賃を払えとか 出ていけとか


感謝しろとか言うのよね。




認知症なので そういった設定にしちゃうのでしょう。



周りは たまったものではありません。



これじゃ・・・家には居られないでしょうね。


面倒見きれないから。




そんなわけで もう・・・ここのシーツ交換は


二度とやらないと思います。




そんな気分です・・・。