認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

シーツ交換係は1人なんだからさー

ワンフロアに1人だけのシーツ交換係です。


他のフロアも同様です。



しかし・・・


重度認知症の多い小夏担当のフロアは


他のフロアと汚れの度合いが違います。





とても大変という事です。



ラバー(防水シーツ)が汚れて


剥がされている数が とても多いので


新しいものを着けなくてはなりません。




多い時には10か所を超えます。


その他 シーツ交換を16ほどして


残りの50床ほどは コロコロクリーナーで


ゴミを取り 布団をたたんで整えます。





他のフロアは ラバーが汚れるのって


せいぜい1か所か2か所らしい。



しかもそれは職員がやるので


シーツ交換係のおばさんは樂なんだよね。



自分はシーツ交換だけやっていればいいわけよ。




昨日は1棟と2棟のシーツ交換。


わりとスムーズに進む。



しかし1棟は寝ている人が数人いるので


時間かかった。



そのうち寝たきりの人が動きたくないそうで


様子を見て出来る時間でやる事になった。



場合によっては後日となる。



他のフロアに移動する人があり


ベッドを綺麗に消毒液で拭いて


新規用に全て交換。



タンスの中も拭いてクタクタ。




その他 職員の手伝いで


クリーニングから戻った衣類を


50人分ほど引出しに収納したよ。




立ったりしゃがんだり疲れるのに


その衣類が入っていた個々の袋を


それぞれの部屋別にかけておく作業もありだ。






そこへ職員が寝ていてシーツ交換できなかった


ジージが今起きたから やって欲しいと


言って来ました~。




あれもこれも 言う方は一人でも


数人に言われる小夏はどんどん仕事が溜まって


自分の本来の仕事が出来ないままです。




もちろんシーツ交換なのでやりますよ。




ちょっとこれ終わったらやるから


すぐ行くから待ってて~と言いました。




すぐ行ったけど・・・


もうすでに職員2人がかりで済んだところ。



嫌だと言ったわけじゃないのに


なんだか・・・ね。




でも綺麗にして 


早々にジージを寝かせたいから


仕方ない事よ。



気にしない 気にしない。


でも  ため息出ちゃった。