認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

介護職員を見て思う事

認知症の高齢者が多い中で 仕事とはいえ


長時間過ごしていると 


思いもしない強烈な事が起きたり


理不尽なことを言われて へこんでしまいます。




入所者さんが言っている事は 


ほぼほぼ正しくありません。




間違っていたり 思い違いをしているのですが


それを 貴方はおかしい


こうではなくて こちらが正しいなんて


言っても仕方ないのです。





認知症の人に 分からせなくても


勝たなくてもいいのです。



否定するのは良くないそうなので。




でもね、それは分かっていても


悔しかったり 悲しかったりするんです。




ついつい 分からせようとしてしまいます。




介護職員さんは どうしているんだろうと


見ていると・・・



サラ~~~ッと流して 


その場から離れることが多いかな。




その場で対処できない時は


これを片付けてまた戻ってくるから


5分待っててとか・・・。



必ず話を聞くからねと安心感を与えてるよ。



さすがだわ~~~。




少ない人数で多くの人を見ているので


1人にかかりっきりには なれないよ。







臨機応変に その場を和ませながら


切り抜けている様子は 感動する時もあります。




もう・・・心の大きさや深さが


小夏とは大違いです。




新しく入って来た派遣さんにしても


あれこれ家で考えるんだって。



こう言ったら 楽しんでくれるかな~


こんな事を話してみようかな~って。




大声で笑ってしまうような事もあるんだけど


それは そのままここには書けない。




介護の人たちって 怒りを笑いに変換するのが


とても上手だよ。



小夏もそうできたら 今までの人生が


違っていただろうな。