認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

段々と一人になっていくバーバ

とても優しいバーバが居ます。


何時も3人で仲良くされていて


朝食が終わると 皆で片付けたり


部屋に集まって お喋りして


楽しく過ごされていました。




でも その中の1人のバーバが


具合い悪くなって入院しました。




ほどなくして戻って来たのですが


認知症が進んだと言いますか


ずいぶんと・・・ボケた感じになってしまい


ナースステーションの近くの部屋に


移されたのです。




それで3人組が2人組になってしまったの。



それでも残った二人で和気あいあいと


やっていたのですが・・・。




このお二人は 母と娘ほどの年の差があるために


高齢のバーバが ベッドで横になっている時間が


増えたのです。





娘のように甲斐甲斐しくお世話する


若い方のバーバ。



もうすぐご飯が来ますよ~と声をかけたり


リハビリに行くから着替えましょう。




そんな風に優しく接しています。



横になっている時間が増えて


ちょっと寂しいねと口にしますが


それは年齢を重ねれば 


誰でもそうなるでしょうからと


理解はしているようです。




この若い方のバーバは


認知症ではあるけども 軽いんでしょうね。



ごくごく普通な感じです。



いろいろ分かるだけに ごまかせない。


いろいろ聞かれて困る時があります。




でも・・・仲間が段々認知症が進んで


どうしちゃったの????って


驚きの連続なんだと思う。



仲良くしていた人が変ってしまうのは


悲しいよね。