認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

食べることに興味がなくなる

食べる事って生きていくうえで最重要だよね。


それなのに 食事やおやつに何の興味も


示さない人がいます。




小夏なんて お昼タイムが待ち遠しいよ。



長い通路を 行ったり来たりしている


ジージやバーバ。



もうすぐ お茶が来ますよ、


食堂へ行ってくださいね~なんて


小夏もよく声かけをしています。





そうしないと 職員さんが


来ていない人を見つけて


食堂へ案内するようだからです。




良く分かる人は お~もうそんな時間かと


足取りも軽く食堂へ向かいますが


食べることに興味を示さない人は


何の表情もなく チロッとこちらを見るだけ。




少しづつ一緒に進んでいたはずが


振り向くと 途中のソファに寝ていたりします。




いやいや・・・


そうではなく もうすぐご飯だってば。



でもね、無理やり引っ張って行かなくてもいいの。



みんな自由でいいんだから。




ご飯が来て 目の前に置いても


これ何???


そんな風に ご飯が何だか


分からない人も居ます。




とても元気で普通な感じですが


ご飯は介助しないと食べないので


いろいろな方がいるな・・・と。




そんな中で 嬉しそうに食べている人を見ると


いいな~幸せそう~と思って


こちらもニッコリしてしまう。



きちんと食べて 元気で居て欲しい。