認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

老人ホーム他人の世話より自分の事

老人ホーム内には いろいろな人が居て


自分の事はほぼ出来る人も居れば


寝たきりの人も居ます。




そして多いのが車いすを使っている人です。



それぞれに助け合いながら


過ごされているのですが


時にはそれでもめることもあります。




例えば・・・


テレビの音量が低いからといって


聞こえない人のために音量を上げるバーバ。



大きくすると嫌な人も居るわけです。




でもその音量を上げたバーバは


聞こえる人はそれでいいと言います。



折角テレビを見ているのに


聞こえない方が かわいそうだからと。





まあそれも一理あるのですが


多くの人が利用する物は


一定の設定にしておかないと


もめ事の原因になります。







このためリモコンはそこに置かない事になり


チャンネルでも もめるのでNHKになっています。



誰かが違うチャンネルを見たいとか


またまた音量が・・・となると


先のバーバが あーしてください、


こーしてくださいと訴えにきます。




そのバーバ達だけなら聞きいれてあげたいけど


それを見ている人も居るんだしね。



そうすると車いすで追いかけて来たジージが


「そんなこと いちいち言わなくていいんだよ!!


何やってるんだ! 見てればいいんだよ!」




なんて怒るんですよ。




分かりやすく言うと このバーバは


お節介焼きなんですよね。




あの人 おやつ食べてないから出してくださいとか


具合い悪いから看護婦さん呼んでくださいとか


リハビリだから こっちで待っていましょうなんて


呼ばれもしないのに 他の人を連れて


エレベーター前に居たり・・・。



何て言うのかな・・・


いちいち確認してノートに書いて


その通りにしないと気が済まないらしいのよ。



面倒な感じ・・・。


他人のお世話も止めて欲しいよ。