認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

介護職は出来ないわ~

老人ホームでシーツ交換をしているとはいえ


介護職ではないので 1日中 認知症の老人達と


接しているわけではありません。




同じ空間(館内で目につく所には居るけど)でも


関わりたくなければ 職員を呼べば


すぐにそこから抜けられるのです。




責任がないって事ね。



でもここ数日 あまりにも人手がなく


大変そうなので2時間ほど手伝うようにしています。





2時間でも それは自分の仕事が済んでからなので


体はクタクタなんです。




介護の現場は十分な職員数が揃っていないので


まあ…規定数にはなっているのでしょうが。




それを補うべく


各所にセンサーが設置してあります。




あっちでピンポン~♬


こっちでラララ~♪ ピピピ~♬ 鳴っています。




椅子から立ち上がると危険な人には


立ち上がるとセンサーが反応して


音楽が鳴るものシートを使用しているのです。




それが何度も何度も立ち上がる。



歩くことは出来ないから


その場での屈伸運動のように見えますが


音楽がその度に鳴って・・・


頭が痛くなってしまいます。




それでも立ち上がった時に転倒して


ケガをしたら困るので


センサーがセットされているのでしょうね。




危険なのは この人だけではありません。




皆さんが集っているホールには


このような人がた~くさん居るのです。






職員はその人たちを真剣に見守っています。



そんな中で順番にトイレに連れて行ったり


呼ばれれば部屋まで飛んで行ったり


食事の準備や片付けもしています。




ご飯食べてない・・・


おやつ食べてない・・・


家に帰らせろ!


お金盗られた! 警察呼べ!


頭が痛いから薬くれ!




などなど・・・いろいろ要望多数あり。



ケガをさせないように注意する神経だけでも


相当のストレスがかかると思います。



小夏には とても介護職は無理ですわ~。