認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

老人ホームで食事風景を見ていると

シーツ交換をしていると その部屋から


昼食の風景が見えるので 何となく見ています。



部屋の入り口から 限られたスペースで


見えるのですが 先日はジージが手で


何かをつまんで食べていました。




あれれ・・・??


フォークとか箸はないの?


どうしようと思っていたら


職員が来て フォークを持たせてあげました。





良かった~ちゃんと見つけてくれた人が居て。



食事タイムは 職員が神経を遣う時間だと思います。




全ての人が自分で食べられないから


食事介助をしながら 周りの皆さんを見て


異常がないか常に目をギンギンに光らせています。




去年だったかな・・・。


いつも一人で食べているバーバが


喉にミートボールを詰まらせちゃって


白目をむいてました。




それも職員がすぐに見つけて


背中を叩いていましたね。




ナースもすぐ来て 口の中から


ミートボールをかき出していました。



3個もよく噛まずに詰め込んだので


窒息する所でした。







背中をバンバン叩く様子は見ていて怖かったです。




バンバン・・・ではないか


ドンドンでもないし・・・


ダンダン!って感じかな。




そういう時って 周りの人が動揺するから


大騒ぎしないんだよね。



淡々と処置してるの。


申し合わせたように 淡々と・・・。




そう言うのを見ると 涙が出そうになる。


バーバが助かって良かったという安心感と


職員たちのプロな一面を見て


感動したって事かな。




多くの大切な命をお預かりしている施設なので


職員たちはいつも真剣だよ。



すごいお仕事だと思う・・・介護福祉士。