認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

短期間でどんどん進む認知症

こんなに短期間でと思うほど様子が変ってしまった


ジージがいます。



数か月前までは 小夏の事もちゃんとわかっていて


部屋に行けば ちょっとした困りごとや


不満を話していたジージ。




とにかく帰りたいと気持ちが一貫してた。


でも聞くところによると帰っても一人のようで


生活が成り立つ感じはしない。





妹さんが手配しての入所となったようだけど


その妹さんも都内には居ないようです。




数か月も帰りたい・・・帰りたい・・・


そのように言い続け・・・




日に日に無表情になり 感情豊かだったジージが


もうほとんど話さなくなりました。



小夏の顔も分からないようです。





車いすで移動することも困難になって来て


体が傾いても自力で直せない様子。





職員がクッションを挟んでいました。



短期間で こんなに体力も落ち


認知症も進んだのか ボ~~~としてる。




あんなに人に気を使って 優しいジージだったのに。



職員にも愛され 多くの言葉を交わしていたよ。



それでも帰りたい帰りたいと


何度も訴えて・・・帰れなくて


絶望しちゃったのかな・・・。




見ていて切ないよ。


まだ70代なのに・・・。


先が長いよ・・・。



誰しも家族と一緒に暮らしたいよね。