認知症老人ホーム日々のひとこま

認知症の方々の日常あるあるとたくさんの人間模様・パートの愚痴もいっぱい

順番が来て特養へ行ったバーバ

小夏が働いているのは特養ではなく


リハビリ施設です。



基本的には滞在は数か月となっているはずですが


数年居る方も居るのです。



それは 分かりやすく言うと・・・


ご家族の強い希望があって ずっと居る。




家から近いとか 勤務先から近いとか。



特養に入るよりも費用は掛かっていると思うのですが


それでも ここに居たいという事のようです。





そして入所されている人も 


あまり手のかからない状態と言えます。




小夏は介護士ではないので


詳しい事は分かりませんが そんな感じです。



あるバーバが特養に移って行きました。



このバーバも1年以上居たでしょうか。


きっと順番待ちをされていたのでしょうね。





認知症で全く会話がかみ合わず


車いすで立ったり座ったりを繰り返して


何とも危なっかしいバーバでした。




食べる意識がなくて 目の前に出しても


どうやって食べるか分からないんだよね。




当然 食事介助するのですが・・・。


(小夏ではなく介護職員が)



もう食べる事すら忘れてしまうのでしょうかね。




このパジャマお勧めです


大き目ボタンで着替えやすい


手首と足首がゴム入りなので腕や足が出ない


トイレに行った時にズボンが床に付かない


これ大事です


名前記入欄付き





トイレも自分で行けず・・・


食べる事も出来ず・・・


会話も全くかみ合わない・・・




認知症って こんなになってしまうんだ。




バーバにとって嬉しい事って何だろうか?


特養に行って 幸せに過ごせるといいな


そう思って見送りました。